2011/01/29 イベント・行事
運動学の授業風景です!
先日、太田医療技術専門学校の作業療法学科1年生が行った「運動学」の授業に
お邪魔してきました!
・・・「運動学」って何を勉強するの?
ということで、作業療法学科の持田先生に伺いましたよ!
「運動学では解剖学や生理学を基礎に、人の運動についてたくさんのことを
覚えなくてはなりません。机の上の学習だけでなく、協力し合って人の体に
触ったり動かしたりすることも重要な授業の一部になっています。」
では実際にどんなことをしているのでしょうか??
Q:よってたかって女性の背中を・・・イジメ?!
「肩の運動の半分は肩甲骨の運動が担っています。実習では実際に肩甲骨の動きを
計測してその関係を理解します。身体計測の実習でもあります。」
Q:実習をサボってボール遊びに熱中する困った学生?!!
「立ったり座ったり、歩いたり走ったり。そんな中で私たちは簡単には倒れません
ね?だからといって体のひとつひとつの動きを常に確認しているわけでも
ありませんよね?
体の動きを瞬時に感知して修正する。そんな仕組みを人間も含め動物も持って
います。実習では強制的にバランスを崩して、その様子を観察しながら理解を
深めていきます。
脳や脊髄の機能、リハビリテーションはとても深~い知識に基づいて実践
されています。」
Q:歩く女性をビデオ撮影する??ストーカー集団!!??
「歩行という運動は両足を単純に前後運動しているだけではありません。
頭も体も腕も腰も膝も順番にあーしてこーして…
この実習では、特に骨盤(腰)の運動特徴を理解するために、腰に棒を
結びつけて歩き、その動きをビデオで撮影し分析します。
前後左右にピクッピクッと動く様子が良く分かりますよ!」
持田先生ありがとうございました!
医療の授業は自分の体の仕組みもよく分かり、とても勉強になりますよ☆