2024/12/24 臨床工学
【臨床工学科2年】実践型実技実習を行いました
先日福島県にある「ふくしま医療機器開発支援センター」にて
臨床工学科2年生が実践型実技実習を行いました。
センター内にある模擬手術室で研修です。
まずは手術室内のレイアウト決めから。
手術室のレイアウトを学生が決めていきます。
次に機器の準備です。
様々な機器や機材を準備していきます。
準備ができたら手術実習開始です。
手術で使用する器械や吸引の取り扱いや、麻酔の管理など様々なことに学生が取り組みます。
そして人工心肺開始です。
人工心肺が安定したら心臓を止めるために心筋保護液を注入していきます。
さらに臨床工学技士の新たな業務である内視鏡カメラの操作も実際に行います。
最後に解剖を行い、臓器について理解を深めました。
実習を迎えるまで、学生たちは遅い時間までシミュレーションをしていました。
緊張しながら当日を迎えましたが、うまくいかないことの方が多い中でも、
積極的に行動し声を掛け合い、全員の学生が実習をやり遂げることができました。
後日の振り返りでは、
「前もってこうしておけばよかった」
「しっかりと申し送りをしていれば仲間を助けられた」
「準備の時間が足らなかった」
などの反省点や、
「この経験を活かしていきたい」
「実際に人工心肺装置や内視鏡カメラを操作できてよかった」
「すごい疲れたけどもっとやりたかった」
などの前向きな感想もありました。
学生たちは実習を通して、心身ともに成長することができました!
事前準備から当日まで、皆さんお疲れ様でした!
wrote:臨床工学科 教員