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2024/07/05 臨床工学

【臨床工学科3年】群馬県臨床工学技士会学術大会に参加しました!

臨床工学科3年生が高崎市のGメッセ群馬で開催された第22回一般社団法人群馬県臨床工学技士会学術大会に参加してきました。

臨床工学技士会は全国の各都道府県に設立されている職能団体です。
臨床工学技士という職種が社会に貢献できることを目的として活動をしています。
学術大会は臨床工学技士が日々の業務での取り組みや研究したことを発表する場、いわゆる“学会”です。

 

会場には多くの医療機器メーカーがブースを展開し最新機器を展示していました。
授業で学んだ治療機器や診断機器を実際に見て、触れて、
直接メーカーいち推しの最新機種や最新機能の説明を聞くことができました。

最新の輸液ポンプには様々な安全機構が搭載されています。

心臓の働きを圧力で補助する大動脈内バルーンパンピング装置です。
医療機器は日々進歩しているので、新しい情報で知識をアップデートしていくことは臨床工学技士にとって重要な仕事のひとつです。

医療機器の原理や構造は難しいですが、その道のプロフェッショナルのメーカーさんが最新機能をわかりやすく説明してくれました。

また、現場で活躍する臨床工学技士の皆さんが指導してくれるミニセミナーも開催しています。
勉強熱心な学生がたくさん受講してきました。

いままでは、主に医師と臨床検査技師しか使用することが出来なかった超音波画像診断層装置、
いわゆるエコー装置も血液透析患者様の診療においては臨床工学技士も使用が認められました。

今後は動脈や静脈の走行や血管径、表皮からの深さなど様々な情報を計測して、
透析患者様の血管に針を刺す“エコー下穿刺”の技術が必要となります。

会場にはたくさんの太田医療技術専門学校 臨床工学科の卒業生も参加しており、堂々と演題発表している成長した姿も見ることが出来ました。

3年生のみんなは実際に臨床工学技士の活動を間近で見て、将来の自分の姿がイメージ出来たのではないでしょうか。
今回の学会参加の経験を活かし、臨床実習、就職活動、国家試験を全員でクリアできるように残りの学生生活を精一杯がんばってください!
wrote:臨床工学科 教員