理学療法学科 Physical Therapy
- 昼間4年制・80名
- 夜間4年制・40名

高度な知識・技術と豊かな人間性
科学的な思考力と論理的な判断力を養うよう、柔軟性のあるカリキュラムと きめ細やかな指導で、実践力を持ち創造力に富んだ専門職を育成します。
コース案内
国家資格を取得するためのプロセス
実践力のある理学療法士になるための4年間。 厚生労働大臣指定の理学療法士養成施設である本校では、 本学科修了者は「理学療法士」国家試験の受験資格、高度専門士の称号が得られます。
- 高校卒業
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太田医療技術専門学校 4年
(厚生労働省指定養成施設)
高度専門士<大学院入学資格> - 国家試験
- 理学療法士 高度専門士
サポートと特色
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患者の期待に応えるための技を磨き上げる
理学療法士は、対象者(患者等)がより良い暮らしを行えるために、対象者が持つ身体的または精神的な問題点に対して、正確に検査・測定を行う技術と適切な治療を行う技術が求められます。本校理学療法学科では、1年生前期からこれらについての知識や技術を、通常の授業以外に専門の時間を設けて実技指導を行います。
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解剖学・生理学・運動学
ヒトの身体についての基礎となる解剖学・生理学・運動学の授業がリハビリ系大学の1.5倍あるのが特徴です。講義は最新のPCシステムを導入して行い、板書内容をリアルタイムで机上のPCで見ることが出来るため講義に集中できます。全ての勉強の基礎となる科目をしっかり行うことが他の授業の理解を深めることに役立ち、国家試験合格への基盤となります。
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レッドコード
ノルウェー発祥のレッドコードという機器を用いて、高齢者からアスリートに至るまで様々な個人レベルに応じて筋緊張の緩和、筋力増強、運動学習などの治療技術を習得し、対象者がより楽に動けるようになる方法を学びます。
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学生が主体的に行う学習
学習を深めるためには自ら求めて学ぶ姿勢が大切です。また、理学療法士の仕事は誰かのために考えて動き出す能力が極めて重要になります。そこで本校ではグループワークなどを通して、学生同士で考え、教え合う学習を多く取り入れています。学生一人一人が主体的に課題に向き合い、仲間と共に挑戦することを支援します。
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国家試験合格サポート
本校では、年々難しくなっている国家試験に合格するために1年生から対策を行っています。国家試験対策の講義や校内模試を実施し、少しずつ合格に向けて実力を付けていきます。また、学生同士のグループ学習を導入しながら、一人ひとりを合格へ導く個別対応も行っています。
授業紹介
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運動学
人間の運動は、筋肉、関節、神経と様々な要素が連携しています。座学のみではなく、実技を通して複雑な運動の仕組みを理解していきます。
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徒手筋力測定(評価学Ⅱ)
様々な疾患を持った患者様の筋力を徒手で測定して、筋力低下や神経障害の有無、リハビリテーション効果などを判定する技術を学びます。
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基本動作の指導(技術論Ⅰ~Ⅳ)
様々な原因で、起き上がり、立ち上がり、歩行など日常生活に必要な基本的な動作が困難になった患者様に対して、個々の生活を理解して動作を再獲得していく方法を学びます。
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PNF
対象者の異常な運動機能を改善させるために、治療者の手で適切な刺激を与えて、正常な身体反応を獲得する治療方法を学習します。
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中枢神経系疾患演習(技術論Ⅱ)
脳や脊髄の構造や働き、脳卒中やパーキンソン病などの中枢神経疾患の成り立ちや治療を学びます。
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整形外科疾患治療実技
スポーツや日常生活で関節や筋などを損傷してしまった対象者に対してテーピングや運動療法などの治療理論と技術を学習します。
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物理療法
皮膚や筋を温めることで血流の改善、痛みの除去または軽減を図る温熱療法などについての理論と治療機器の操作を学習します。
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義肢装具学
実際に義足や装具を装着し、リハビリテーション場面で行われる機能練習を学習します。
施設・設備
カリキュラム
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- 1年次
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基礎科目
- 自然科学基礎Ⅰ・Ⅱ
- 社会科学基礎
- 情報科学
- 医学英語
- 保健体育
専門基礎科目
- 解剖学
- 運動学
- 運動生理学
- 人間発達
- 病理学
- 整形外科学
- リハビリテーション概論
専門科目
- 理学療法概論Ⅰ
- 臨床コミュニケーション技術
- 評価学Ⅰ・Ⅱ
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- 2年次
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専門基礎科目
- 生理学
- 神経内科学
- 整形外科学
- 精神医学
- 老年学
- 内科学
- 小児科学
- 臨床心理学
専門科目
- 運動療法Ⅰ
- 義肢・装具学
- 物理療法
- 評価学Ⅲ・Ⅳ
- 臨床運動学
- 日常生活活動
1週間の見学実習
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- 3年次
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基礎科目
- 医療倫理
専門基礎科目
- 解剖学
- 生理学
- 運動学
専門科目
- 理学療法概論Ⅱ
- 運動療法Ⅱ
- 地域理学療法学
- 理学療法技術論Ⅰ~Ⅳ
- スポーツ傷害の理学療法
- 理学療法管理学
- 症例研究
- 評価実習
3週間の評価実習
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- 4年次
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基礎科目
- 医療倫理
専門基礎科目
- 解剖学
- 生理学
- 運動学
専門科目
- セミナー
- 国家試験対策
- 臨床実習Ⅰ
- 臨床実習Ⅱ
9週間の臨床実習Ⅰ + 9週間の評価実習Ⅱ 合計18週間
活躍できるフィールド
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医療施設
国公立病院、大学病院、総合病院、小児病院、一般病院、リハビリテーション専門病院 など
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福祉施設
身障・老人福祉センター、在宅介護支援センター、身体障害者更生援護施設 など
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教育施設
養護学校、理学療法士養成校、研究施設 など
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行政関係施設
保健所、市町村保健センター、国都道府県市区町村(行政職) など
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保健・医療・福祉関連
スポーツ関係、フィットネス関係、医療・福祉機器関連企業、国際協力事業 など
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