卒業生の声
理学療法学科
北村 卓也さん
足利工業大学附属高等学校 出身
（現：足利大学附属高等学校）
勤務先医療法人社団 明石会 桐生整形外科病院
作業療法学科
少しでも患者様の負担の軽減ができるよう日々試行錯誤しながら業務に取り組んでいます
整形外科単科の病院ですが、様々な症状の患者様がいらっしゃいます。その中でも手の疾患のリハビリテーションを実施しています。日常生活が十分に行うことができなくなってしまった患者様に、スプリントという装具や自助具をオーダーメイドで作成し、少しでも負担の軽減ができるように日々試行錯誤しながら業務に取り組んでいます。手術の方法も様々あり、さらに医療の進歩によって新しい方法も出てくるので、日々の勉強は欠かせません。
太田医療では、入学当初から「いろいろな人と会話をすること」と言われていました。在学中はその狙いが分からなかったのですが、臨床に出て、患者様とのコミュニケーションが必要になった時にその重要性に気づき、感謝しかありません。今後は認定作業療法士などの上級資格が取得できるよう、知識や技術を向上させていきたいです。
青木 陸さん
群馬県立館林商工高等学校 出身
勤務先社会医療法人 社団慶友会 慶友整形外科病院
臨床工学科
幅広い業務を行いながら専門性を高めることで、チーム医療に貢献でき、やりがいを感じることができます
心臓血管外科手術での人工心肺操作、心臓カテーテル室業務、人工透析業務、機器管理業務、ペースメーカー植え込み術や外来でのプログラマ操作、アブレーション治療業務を行っています。臨床工学技士は幅広い業務を行いながら専門性を高めることで、チーム医療に貢献でき、やりがいを感じることができます。その反面、それぞれの分野での専門性を高める必要があり、専門医師のニーズに応えられるよう日々の自己研鑽や情報収集を行うことが大変だと感じています。
目標のひとつであった体外循環技術認定士と透析技術認定士を取得することができたので、これからも新しい知識や技術を習得し、最善の医療を提供できるような臨床工学技士を目指していきたいです。
町田 雪乃さん
群馬県立伊勢崎清明高等学校 出身
勤務先日本赤十字社 深谷赤十字病院
救急救命学科
最悪の事態を想定しながらの決断には、日々の自己研鑽が欠かせません
現在、救急隊をメインに、消防隊も兼務して勤務しています。勤務する消防署の管轄するエリアでは、地域の住民の方だけでなく、観光で訪れた県外居住の方や外国からの来訪者も多く、出動要請の内容も様々です。また配属されている救急救命士の人数も少ないことから、ひとりで状況の観察や必要な処置、場合によってはドクターヘリの要請などを、最悪の事態を想定しながら判断しなければならないことも多く、日々の自己研鑽は欠かせません。在学中、「諦める手段はない」と常に教えていただいていたことは、今でも心に留めています。
引き続き、地域の方々と共に歩み、守っていくためにも自分が先導していけるようにスキルアップを進めていきます。
本多 勇志さん
群馬県立前橋工業高等学校 出身
勤務先利根沼田広域消防本部
歯科衛生学科
不安を持った患者様の気持ちに寄り添える歯科衛生士になることが目標です
現在は医師の治療のアシスタント業務や歯周病検査、口腔内のクリーニングのほか、歯科医院に来られない方への歯科訪問診療も行い、患者様本人だけでなく、ご家族の方もできるような口腔ケアの指導を行っています。歯科医院には不安な思いや苦手意識を持っている方もいますので、安心して治療を受けてもらうための心配りやコミュニケーションが大切だと思います。
太田医療では、授業の中でグループワークや学年が違う学生と会話をする機会があったため、患者様への指導や相談を受ける中でその経験が活かされていると感じています。
これからも不安を持った患者様の気持ちに寄り添える歯科衛生士になることが目標です。
豊福 楓香さん
群馬県立大泉高等学校 出身
勤務先とちはら歯科
医療事務管理学科
更に知識を深め、質の高いサポートができるよう努めたいです
私は医師事務として、電子カルテの代行入力や診断書、処方箋などの書類の作成、診療情報提供書の代行作成、他の病院への報告書の代行作成などを行っています。診療科によって医師からの指示が異なるため、それぞれの専門的な知識が必要となり、日々の学びは欠かせません。
太田医療では、コミュニケーション技術はもちろん、医療用語や医療略語など医療事務として幅広く仕事をしていくためのスキルを身に付けることができました。患者様や、様々な職種の方々との会話が必要な今の仕事に活かされていると感じています。
これからも更に知識を深め、質の高いサポートができるよう努めたいです。
二宮 未来さん
桐生市立商業高等学校 出身
勤務先医療法人社団 東郷会 恵愛堂病院
看護学科
患者様の気持ちになって物事を考え、気持ちに寄り添い、臨機応変に行動ができるような看護師になりたいです
現在は、循環器などの内科病棟に勤務し、患者様のバイタルチェックや排泄、食事などの介助、点滴管理、状態の観察などを主に行っています。受け持ちの患者様のスケジュール管理や、優先順位を考えた行動をとること、夜勤中の患者様の急変時などが難しく、先輩方に相談し、教えていただきながら対応しています。患者様が退院されるまでの調整では、リハビリテーション部やソーシャルワーカーなど専門職からの意見を聞き、話し合いをするので、太田医療で学んだ「関わる他の職種の役割」や、「多職種連携の重要性」を実感しています。
これからも患者様の気持ちになって物事を考え、気持ちに寄り添い、臨機応変に行動ができるような看護師になりたいです。
田村 莉央さん
桐生市立商業高等学校 出身
勤務先医療法人社団 東郷会 恵愛堂病院
患者様の変化を、自分の目で確認できることにやりがいを感じています
現在は整形外科病院に勤務しています。介護が必要なご高齢の方々のリハビリテーション、スポーツアスリートの方々のトレーニング指導の他、高校野球のトレーナーも行っています。幅広い年齢層の患者様に介入していますが共通して、体の不調で悩むだけでなく、その不調からメンタル面が弱くなる方が多くいらっしゃいます。理学療法士は治療だけでなく、会話などから様子の変化に気づき、心のケア、相手を思いやることも大切だと感じ実践しています。
今後も日々の勉強や治療技術の向上など努力を惜しまず、自分を必要として下さる方々のためにも、介護分野、スポーツ分野どちらにも尽力していきます。