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☆低圧電気取扱特別教育を実施しました☆

四輪イベント

低圧電気取扱特別教育に関する講習を実施しました。現在では広く普及しているハイブリッド車や、注目されている電気自動車には、従来の車両よりも高い電圧がかかっています。このような車両の整備時に必要となる資格となります。

講習は学科、実習の2項目で行いました。学科では電気の基礎知識から始まり、ハイブリッド車の概要や作業時の安全に必要な知識などについて学習しました。最後には確認テストも行い、座学の内容を確実に理解しました。

実習では、実際に高電圧箇所の部品の取り外しを行いました。今回はバッテリの高電圧を遮断するためのサービス・プラグの脱着です。

作業では感電しないよう、絶縁を確実に行わなければなりません。電気を通すものを身の回りから外し、絶縁手袋を装着しました。装着の際に、穴が開いていないかの確認は必須です。感染症対策として消毒も行い、安全に作業ができるよう準備しました。

準備ができたらいよいよ作業に取り掛かります!サービス・プラグは車種によって構造が違います。どうすれば脱着できるか、プラグをよく見ながら、確実に脱着作業を行いました。

全ての項目が終了し、最後に修了試験が行われました。結果は・・・試験を受けた学生全員が合格しました! おめでとうございます!

整備の内容によっては、重大な事故につながるものも存在します。安全に作業を行うには、正しい知識を身に付けることが重要です。講習を通し、安全の作業に対する意識を高めて、大きく成長してほしいと思いました。